takahashiJinseido.com

高橋人生堂書店とは | サイトマップ | プライバシーポリシー
本の話 ホーム | 新刊情報 | 古本案内 | 新着案内 | 特  集 | かってにレビュー | 書  棚 | 目安箱
人生堂夢酔譚
subglobal8 link | subglobal8 link | subglobal8 link | subglobal8 link | subglobal8 link | subglobal8 link | subglobal8 link

高橋人生堂書店

高橋人生堂書店
青春残滓

 今昔古本事情

世界中のサラブレッド(Thoroughbred)はその血統を辿ると必ず3頭の馬のいずれかに行き着くといわれています。 因みに、これを3代始祖(3代祖先)と云うそうです。 それでは世界の文学の3代始祖とは ? 残念ながらそれについて表わされた書物をいまだ知りません。 もしもどなたかご存知の方がありましたら教えていただければ幸いです。 だからどうしたと言われればそれまでなのですが・・・(^_^;) 。

大学が駿河台にあったからというわけでもないのですが神田神保町の古本屋さんを覘いて歩くのが大好きでした。もう30年以上も昔の話です。一見すると只雑然と軒を連ねているだけのように見える店にもそれぞれはっきりとした色と匂いの違いがあり、何度も足を運んでいる内に自然と行きつけの店が決まっていったように記憶しています。中央の棚の最上部に置かれた『三島由紀夫全集 特別装丁版(限定千部)』全36冊揃 金 140,000円 也 を見上げてはため息をついて帰るのが決まりでした。大卒の初任給が5万円の時代です。

その当時のことです。理由は忘れましたが或る日突然 『ユリシーズ』 を読まなければと思い立ちました。目ぼしい書店を探して歩き回りましたが一向に見つかりません(「何故図書館に行かない」なんて突っ込みは無しでお願いします。どうしても手元に欲しかったのです)。昭和初期の森田草平 訳、伊藤整 訳以来長きに亘って翻訳者もなく絶版となって既に久しいと分かったのは暫く立ってからのことでした。その日から古書店巡りは完全な日課になりました。結論から言えば、結局探し物は見つかりませんでした。が、探本のプロセスはたっぷりと堪能することができました。あれだけ歩き回った後では見つからないこと自体、素直に納得できたことを覚えています。ある種清々しい諦念とでも云いましょうか。ただ今にして思えば、それぞれの店の奥のレジ台の横でまるで制服の一部でもあるかのような渋面を貼り付けていた親爺さんたちの内のひとりにでも相談することができていたならば事情は違ってたかもしれません。でも、内気なジョニーのわたしには、そんな蛮勇のごとき猛勇など端から考えるだけ無駄だったのでしょうが。何といわれようと怖かった、いいえ、紅顔の美(?)青年時代のことなのですから ハァ。 ^^;

地方で暮らすようになってからは東京時代のような古書店巡りの楽しみとは縁遠くなってしまいました。仕事に追われ日常に埋没する日々の中でいつしかそんな空間や時間が存在していたことすら忘れていました。30年後に小さな本屋を始めることになった時、あの店の奥の暗がりに腰掛けていた気難しそうな古本屋の親爺さんの姿がとても鮮やかに脳裏を過ぎりました。いつの日にかあんなふうに年を取れたら・・・などと考えている自分に何故かほっとしている自分が寄り添っている姿が見えたような気がしました。そんな店を作れたらと考えています。

<上の写真は学生時代の蔵書の一部です。村上春樹さんの『風の歌を聴け』は1979年7月25日発行の初版本で店のお客様から調べ物のお礼としていただいたものです。>

人生堂便り---<古本案内編>----

2006年06月20日 古本案内 トップページ(このページです)の公開を開始しました。各ジャンル別のリンクページは只今準備中です。

日本<文学>:小説 & 戯曲 & 詩日本人作家によるオリジナル文芸作品の中から「小説」「戯曲」「詩」を集めています。現代文学(それも小説)中心で傾向にはかなりの偏りがありますが高橋人生堂書店が最も得意とするジャンルです。

日本<文学>:SF & ミステリー 日本人作家による「SF」「ミステリー」のコーナー。個人的な読書歴からはこのジャンル、海外翻訳ものの方が圧倒的に多いのですが。

日本<文学>:絵本 ・ 児童文学 & ファンタジー 実店舗でも「絵本」は主力商品なのですが「児童文学」と「ファンタジー」は今一歩です。それもどちらかと言うと海外翻訳ものの方が中心なのですが。

日本<文学>:エッセイ & 評論 「エッセイ」を読み始めたのはここ数年来のことです。「評論」は以前程には読めません。"テキスト主義"に宗旨替え?。そうかも知れません。それでも優れた「評論」はそれ自体が独立し完結した作品だと思っています。

日本<文学>:ノンフィクション ノンフィクションとは「史実や記録に基づいた文章や映像などの創作作品」との定義があります。リアルとリアリティの間とでも言い換えればよいのでしょうか?

日本<文学>:その他 日本人作家による文学作品の中で前記の各ジャンルに当てはまらないものたちのための項目です。

日本<教養>:人文 & 思想”人文”とは”人間と文化に関する考究”との定義もあります。改めて考えてみるとなかなか奥深いものがあります。一方で分かり難さも感じますが、ここでは、文学・哲学・倫理学・美学・歴史学・地理学(・思想・宗教)などを謂うこととします。

日本<教養>:社会 & 政治 "人文科学"系との対比では所謂”社会科学”系に分類されるジャンルです。例えば、法学・政治学・経済学・商学・社会学などが代表的な事例といえます。

日本<サブカルチャー>:コミック & etc. サブカルチャーに関する定義や問題’の詳細については他に譲ることにして、ここではハイカルチャー(学問、文学、美術、音楽、演劇など)に対抗する意味での所謂”大衆文化”と”おたく文化”の総体を謂うこととします。具体的には、漫画(コミック)・アニメ・ゲーム・映画・SF・オカルト・アングラ・ストリートファッション・ポップミュージックなどが含まれます。

日本<趣味と実用>:料理 ・ ビジネス & etc. 料理本やビジネス関連書籍を中心とした実用書のジャンルです。サラリーマン時代には手に取る機会も多かったのですが・・・。

海外<文学>:小説 & etc.海外の翻訳小説を中心に好みのものを集めています。10代から30代にかけてはフランスやドイツ、ロシアなどヨーロッパ文学を好んで読んでいました。今では現代アメリカ文学が主役の座に居座っています。人間って面白いですね。

海外<文学>:SF & ミステリー 海外の作家によるSF小説やミステリー小説の翻訳もののコーナーです。ちょっと前までは翻訳もののミステリー小説ばかり読んでいました。個人的には、ハメット、チャンドラー、マクベイン、パーカーの正統派ハードボイルド・ラインが好きです。四作だけで消息が途絶えているサム・リーブスさんはその後どうしているのでしょう?

海外<文学>:絵本 ・ 児童文学 & ファンタジー できれば海外の作家による絵本を中心に集めてみたいと思っています。自分で本屋を始めるまではもっとも疎遠なジャンルでした。今では自分流の好みも分かるようになりました。ほんとうに、人間って不思議なものです。

海外<文学>:エッセイ & 評論 海外の作家によるエッセイや評論の翻訳もののコーナーです。正直にいうと、本当に必要なのかどうか未だに迷っています。もしかしたら早々に消滅してしまうかも・・・。

高橋人生堂書店 高橋人生堂書店とは | サイトマップ | プライバシーポリシー | お問い合わせ |Copyright ©2005-2006 高橋人生堂書店 All Rights Reserved.