本の話
先日ちょっと不思議な体験をしました。
その頃、あまり詳しくは言えませんが立て続けにいろいろなトラブルに巻き込まれてしまい、肉体的にも、精神的にも本当に参っていました。気分転換が必要でした。そこで久しぶりに村上さんのちょっと前の小説を読み返してみることを思い立ちました。『スプートニクの恋人』『神の子どもたちはみな踊る』『中国行きのスローボート』『蛍・納屋を焼く・その他の短編』と何の脈略もない選択のままに読み進め、W村上の対談集『ウォーク・ドント・ラン』まで来た時、お客様で倉敷在住のハルキストの N さんから「 AERA から村上さんの特集記事に関連して取材の申込連絡が入るかもしれません」と知らされました。 はて?
N さんの話では、N さんは以前、旧知の春樹堂(村上さんの老舗ファンサイトです)の本間さん(まだご挨拶もできておりません。大変申し訳なく思っています)に高橋人生堂書店の話をされたことがあったのだそうですが、そのことが伏線となって今回、 AERA → 春樹堂 (ここまでは納得です) → AERA (ここからは ? です)と言う不思議なキャッチボールがあって、最後は本間さん経由で N さんが仲介を頼まれたとのことでした。 なんだかやっぱり ? です。
兎にも角にも実際に取材を受けました(この特集は、雑誌『AERA』6月5日号に『昔の「春樹」に会いたい』として掲載されました)。
ここまでなら「まあ長い人生なんだからそんなこともあるさ」でおしまいなのでしょうが、実はこの話にはもう少し続きがあるのです。
N さんの話を聞いて暫く後に『AERA』から取材申込の連絡を受けました。そこでちょっと『AERA』について調べてみょうとOPENDOORSのAERAのページを見ていて『村上朝日堂』の期間限定復活を知りました。ここからは『AERA』の件は取りあえず横に置いておいて、リアル・デイトに追いつくため、ただひたすらROMに徹したことは云うまでもありません。そこに『ボストン便り2』です。
「今スコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』と、レイモンド・チャンドラーの『ロング・グッドバイ』の翻訳をやっているところです。どちら も翻訳初稿は既に完成して、今せっせと直しにかかっているところです。ですから特別なできごとでもないかぎり、たぶん『グレート・ギャツビー』は今年の末 くらいに、『ロング・グッドバイ』は来年の春くらいに刊行できるのではないかと予想しています。」---村上朝日堂『ボストン便り2』(2006/05/01)より---
いやはやたまげました。 何故って、このとき私が10余年ぶり読み返していたものこそ『ロング・グッド・バイ』だったからです。 ね、よくできた話だと思いませんか? でも、これぜんぶ本当の話なんです。
人生堂便り---<本の話篇>----
2006年06月25日 地域生活情報誌【Osera22号】(06年6月25日発売)の特集『探して訪れる岡山の一軒家店』に高橋人生堂書店が掲載されました。
2006年06月20日 本の話 古本案内のトップページの試験公開を開始しました。
2006年06月08日 本の話 新着案内の公開を開始しました。
2006年05月29日 本の話 トップページ(このページです)の試験公開を開始しました。本の話はトップページと新刊情報のみ公開中です。その他はもう暫くお待ちください。
2006年05月29日 雑誌『AERA』06年5月29日発売の6月5日号に村上春樹特集『昔の「春樹」に会いたい』が掲載されています。高橋人生堂書店も取材協力致しました。
2006年05月28日 サイト高橋人生堂書店 本の話 新刊情報ページの試験公開を開始しました。